保育業界10年以上。前職幼稚園・現在保育園勤務、0歳児担任のHARUです❀
今回は「保育園入園してからの1ヶ月間どうなる?!」を保育士目線でご紹介します。
保育園が始まると生活がガラリと変わりますね!新生活が始まると子どもに何が起きるのか…現役保育士目線だから分かるリアルな1ヶ月間の変化をご紹介します。
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▽登園初日
「ここはどこ?」と心の整理がつかぬままママパパが仕事へ向かいます。そして誰か分からない人(保育者)に連れられた先には初めて見るおもちゃが!「楽しそう!」とおもちゃを手に遊んでいると、どんどんお友達が登園し、まるでショッピングモールのお遊びコーナーにいるよう!
そして気付きます。「ママとパパはどこ…!?」その時には慣らし保育1日目・2時間程度の時間が経っていて、泣く前か泣いてすぐにお迎えがきます。
▽登園2日目
「なんでまたこんな朝早いの!」とおうちでぐずる子もいるでしょう。「でもママパパといれば安心」そんな気持ちで来たのはまた昨日と同じ場所!「また違うおもちゃがある!」と飛びつく子もいれば、興味を持ったと思いきや「やっぱりママ‼」と引き返す子も。ここから朝の戦いがスタートします。
▽登園3日目~
泣きます。とにかく泣きます!ここから保育時間も少し長くなってくるので、泣き止むまで保育者はあらゆる手を使って子ども達を楽しませます。親も子どもの様子を見て少しずつ不安な気持ちに。お互いが離れたくないと思い、手を離すのをためらいがちですが、ここは「大丈夫!いってらっしゃい!」と笑顔でバイバイしてください。もちろん中には全く泣かず、おもちゃに夢中な子もいますよ!
▽登園2週目
土日はゆっくりと過ごし、パパママとの時間も満喫!そして迎える月曜日。大人が億劫に感じるように、子どもも同じで保育園に行くことを嫌がるでしょう。まだ週の始まりなのに、保護者の方の顔にも疲れが見えます。“パパママといたい”と全力で泣く日が続き、上手く水分補給や食事ができなくなるとどこかのタイミングで発熱してしまうんですね。しかし感染症的な発熱ではないことが多いので、安心するとスーッと治っていきます。
▽登園3週目
保育園に慣れるにはもう少し時間が必要な時期。朝から泣きわめき、パジャマのまま登園する子も!慣れるまではとにかく継続が大切。パジャマ登園も大歓迎です!
でも担任の先生の顔は覚えてくれたようで、時より泣き止んで笑顔が見れることもありますよ!保育者はこのあたりから1人1人の好みを理解し、長く集中できる遊びを提供します。またピアノの音にもよく反応し始めたり、おやつや給食を楽しみにする子も出てきます。気疲れもあり、眠くなってしまう子もいますね。
▽登園4週目
そろそろ通常保育時間が始まる頃。なんとなく保育園の流れを理解してきた様子です。いつもいる先生とお友達、お気に入りのおもちゃ、広い園庭での外遊び。安心材料が増えていき、先生と会話をしたり、タッチをしたり、可愛い笑顔を見せてくれたり…保護者の方も少しホッとした表情になります。朝はまだ泣く子もいますが、泣いている時間は日に日に短くなります。
▽慣れてきたころに…
ここでゴールデンウィークがくるんですね。やっと保育園生活に慣れてきたのですが、長いお休みでリセットされてしまいます。しかし、親も子も、そして先生もリフレッシュが必要!頑張った4月を思い返し、いい切り替えになります。GW明けは泣く子もいますが、復活も早いですので安心してくださいね。生活リズムは出来るだけ崩さないようにしましょう!
いかがでしたか?
子どもだけでなく、大人も生活に変化がある4月。保育の悩みやできないと思ったことは遠慮なく保育士に任せてくださいね!毎日元気に過ごすことが1番ですので、無理せずゆっくり進めていきましょう。