もうすぐ入園なのに、おむつが取れなくて困っています。早めに始めたのに、全然進まないし…そもそもどうやってやるの?
保育園ではとてもよく聞くお悩みですね。現場での経験をもとに、保育士流トイトレの進め方をご紹介します。
トイレについてくる
連れて行かなくてもついてきたり、のぞいたりすることありますよね?まずは「ママなにしてるの?トイレ?なんだここ?」という興味本位からスタートします。「ダメよ」ではなくではなく、ぜひトイレに入れてあげてください!
一緒に座ってみる
ママパパの排泄ついでで大丈夫です。自然な感じで抱っこしてひざの上に座らせてみましょう!見える景色が違って楽しむ子もいれば、怖がる子もいます。ここで「座る」ことを覚えていきます。
1人で座ってみる
もし排泄中にこどもがその場にいたら「座ってみる?」「じゅんばんこ!」など“お次の方どうぞ~”というイメージで声掛けしてみてください。中には嫌がる子もいます…ここが嫌がりポイント①です。「やってみようよ!」「大丈夫、怖くない」などの言葉はこの時点では使いません。しかし、嫌がった子やらなかったことを実はちょっぴり後悔してることも。
ルーティーン化する
座れるようになったら「○○のあとはトイレ」とルーティーンを作ってみてください。1日1回でもいいですよ!起床後・食後・お昼寝前後・外遊び後・お風呂前・就寝前などまずはママパパの余裕がある時間からスタート。少しずつ行く回数を増やしてみてください。
排尿のタイミングを知る
何度かトイレに行く度におむつをチェックしていると、排尿のタイミングが分かってくると思います。それに合わせてトイレに行くルーティーンを変化させます。
\がんばってるママは絶対もらって!/
Fammプレママ&ママ応援プレゼントキャンペーン
タイミングを見てトイレに行く
タイミングが分かったら、トイレに連れていきます。まだトイレを楽しんでいる段階なので、長く座っていたらタイミングよく出ることも!出すことが目的ではなく、出たらラッキー✨と感じで誘ってみてくださいね。私の保育園の0歳児クラスでうんちに成功した子もいました!
“ちっちサイン”を決める
「ちっち(おしっこ)出たかな~?」など声掛けをしながらおむつ交換をしたりしているかと思います。そこで“ちっちサイン”を決めてみましょう!おしりポンポンして「ちっち」・トイレを指差して「ちっち」・おむつをのぞいて「ちっち」などママパパが毎回同じ動きと言い方でちっちサインをすることで、子どもも伝えようとしてくれる瞬間がきます。
パンツを履いてみる
まずは好きなトレーニングパンツを自分で選ばせてください。そしてママやパパもパンツを履いていることを伝えてくださいね!そしてここが嫌がりポイント②。無理して履かせなくても大丈夫。こっそりお昼寝中におむつの上から履かせてみるのもありですね!
おむつ×パンツにする場合はもこもこしてしまうのを気にするので、普通の布パンツがおすすめです!
さて、ここからママパパの覚悟が必要ですよ~
パンツ×おむつにする
嫌がりポイント③。パンツの上におむつを履いて過ごしてみましょう。これで排尿することで“濡れて気持ち悪い”という状況を作ります。洗濯物が増えますが、ここが重要ポイント!この時にあの”ちっちサイン”が出たり、嫌な気持ちになっているのが分かると成功です。中にはなにも言わない子もいます。
おもらしをする
シャツもパンツもズボンも床もびしょびしょ…嫌がりポイント④です。グッと堪えて、ここはおもらしを注意するのではなく「濡れて気持ち悪いよね」「早く着替えたいね」という共感+「トイレでおしっこすること」を毎回伝えてください。そうすると子どもはおしっこをする度、「トイレ」というワードが頭に浮かぶようになります。それでもおもらしが続く子もいますが継続が大切です。
できることがありそう!とりあえずやってみようかな~
できることからで大丈夫!トイトレは個人差も大きいので、焦らずゆっくり進めましょうね。step1~10までをいったりきたりしながら、子どもに合うやり方を見つけてみてください。
いかがでしたか?
すべて上手くいくことはありません。個人差が大きく時間が必要な子もいますから、時間が解決する場合もあります。もしもの時は1人で悩まず、保育士にお願いしたり、相談してみてくださいね!