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【現役保育士が語る】保育園の選び方

HARU
HARU

保育業界10年以上。前職幼稚園・現在保育園勤務、0歳児担任HARUです❀
今回は「保育園の選び方」を保育士目線でご紹介します。

現役保育士だからこそ見える“リアルな保護者の1日”“見学に来たらみてほしいポイント”を8つお届けします!


①家や職場からの距離

家・職場どちらからも近いに越したことはありませんが、どちらかというと家から近い方をおすすめします。お仕事が休みの場合や保育園でお子様が体調を崩した時かかりつけの病院に行くこともありますね。また雨の日・風が強い日・寒い日・暑い日…どんな時もお子様を連れて移動しなければならないので、15分圏内ですととても通いやすいかと思います。
歩きたがる年齢になると登園に30分以上かかる場合もあります。


②保育時間

平均的に7:30~18:30前後の保育園が多いようです。園によって有料ではありますが、早朝保育や延長保育も行っています。通勤時間も含め、時間に余裕をもって送り迎えできるところを選びましょう。


③教育方針や活動内容

「預かってもらえるならどこでもいい!」と意外と見落としがち。行事が多いと充実した1年を過ごすことができそうですが、用意するものが多くなったり、保護者参加だったり、朝の集合時間が決まったりすることも。教育方針については、生活が落ち着き、周りが見えてきたころに“なんかこの考え方嫌だな”“もっとこうしてほしいな”なんて思いが出てくるかもしれません。すべて完璧な園はありませんが、安心感や考え方に共感できるという気持ちを大切にしてください。


④用意するものを確認

毎日必要なもの・週末に持ち帰るもの・週明けに用意するものなど準備の仕方は園によって様々。朝の支度も保護者が行うのか、保育者が行うのか。朝晩の貴重な時間がかかっています。また行事や毎週の習い事・活動により準備物が変わる場合もあります。


⑤先生の挨拶

見学に行く機会があれば、保育室も案内されるかと思います。その際はぜひ保育をしている先生の挨拶に注目してください。挨拶はしてくれるけど下を向いていたりしませんか?保育園に来てくれたお子様にも目を向け話しかけてくれたり、帰り際にバイバイしてくれたりすると、本当に子どもが好きなんだなと感じますよね!今後の安心材料になるかと思います。


⑥子どもに話しかけてみる

もし見学に行った際に幼児(3~5歳児)と話せる状況があれば、なんでもいいので話しかけてみてください。人懐っこく元気に話してくれれば、のびのび過ごせている可能性大ですね!もしその場から離れなかったり、周りや先生をうかがっているような様子であれば、クラスや園でのお約束がたくさんあるのかも…


⑦さまざまな時間に保育園を見に行く

日中の姿ももちろん大切ですが、開園時・閉園時に保育園付近を歩いてみると、リアルな保護者の姿が見られます。“こんな時間まで子どもがいるんだ”“自転車や車の量はこんな感じか”など園内では分からないことが知れるかもしれません。


⑧大きな行事を見に行く

1番見に行きやすいのは運動会。園庭もしくは近くの小学校やホールで開催していることが多いので、お散歩がてら付近を歩けば様子が分かるかもしれません。運動会の競技が見られたら、行事に対しての取り組み具合が分かりますね。クオリティーが高ければ、練習量も多くしっかり指導されているでしょう。


いかがでしたか?

「考えるポイント多すぎ!」と感じる方もいるでしょう。しかし、各ご家庭により何を重視するかは異なります。優先順位をつけてそれぞれに合った保育園を見つけましょう!


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